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大久保に、14年も続いている「Stone」というソウルバーがあるという情報を仕入れ、ご挨拶をかねて行ってきた。
そもそも飲み屋に一人で顔を出すのなんて、しかも初めて行く店に、なんて、数えるほどしかない。でもここは行かなきゃいけない、という使命感みたいなものを感じて行ってきた。 不思議なものでこういう勘というのは当たるのだ。 まず、とても雰囲気のいい店だったこと。色んな意味で大久保らしくない。 女性一人でふらっと入っても全く違和感のない、感じのいい居心地のいい店。 次。内装と音楽の趣味がとてもいい。14年とはいえまったく古さを感じさせない、レンガと流木?をつかったセンスたっぷりのインテリア。トイレのペインティングはマスター本人の作品だそうだが、かっこいいなかにも「ほっ」とさせてくれる優しさがある。 そしてもちろん音楽は最高。目の前に並ぶ3千枚のアナログからセンスのいい曲が次々とかかる。 マスターと話が盛り上がりすぎてしまって、他のお客さんは帰っちゃうし、ほぼ貸し切り状態でかれこれ3時間も居座ってしまった。そのあいだにも、マスターはKing Curtis & Arethaのモントルー71年の映像や、Slyの復活ライブ@グラミー賞など見せてくれたり、マスター監修のコンピ(最近の音源が主らしい)を焼いてくれたり、至れり尽くせりで感動してしまった。 やばい、通いそうである。歩いて帰ってきたが、せいぜい15分くらいのもんだし。大久保から代々木の部屋まで。音楽を聴きたい日は&音楽の話をしたい日は、大久保でおりて寄って帰ろうかな。 マスターは一度うちの店に来てくれているらしいんだが、なにぶんオープン1ヶ月というドタバタのときにご来店されているので、あまりいい印象を持たれなかったようだ。でもこれをきっかけにまたいらしてほしいし(少しはましになりましたから)、また輪が広がるのは嬉しいことだ。 自分としても、音楽に入れ込んでそれを生業としている人と知り合ってそこから輪が広がるのはとても愉しいし貴重な体験なのです。思ったより、世の中ってそういう人が少ないから。 歩いて帰ってきたのだけれど、この時間の新宿サザンテラスは歩いている人なんかいなくて、ただただ白んでいく大きい空と、ドコモタワーと高島屋が、ぽっかり浮かんでいるのでした。 まるでこの場所は私のためだけに用意されたような気がした。だって照明はある程度ついているのに、私しかいないんだもん。 なんだかまた、至福の時間を過ごさせてもらってます。大久保まで足延ばして行って良かった。 自分のリビングルームが一つ増えた感じがする。
by the-beat-goes-on
| 2006-06-02 04:41
| Daily beats
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