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金曜日は会社の仲間と焼肉。土曜は富山からはるばる出張してきた大学の同期を囲んで居酒屋&ジャズバー。今日は明るいうちから井の頭公園内の「Pepacafe Forest」にてビール。これを「良い週末」と言わずしてどう言うか。
Forestのあとは手羽先唐揚の「鳥良」にて、ふたりで15本の手羽先を消化。さらにはForestの本店であるPeppermint Cafeにて締めのビール。二日酔いで青い顔の店長を尻目においしい酒を飲む。 この週末には伏線がある。 実は月曜、喉が痛かった。その痛みは火曜、体のだるさに変わった。水曜、鼻水まで止まらない始末。家に帰ると、微熱が出ていた。 今働いている会社は、空調の会社なんだが、空気が悪い。換気がしっかりされていない感じがする。そのため、一人が風邪を引くと周りの全員に移る。労災認定すべきなレベルである。 だがどうしても、体調をそれ以上崩すことはできなかった。 なぜなら、木曜にはスペシャルイベントが待っていたからだ。 Pat Metheny「The Way Up」ツアー@東京国際フォーラム。 この8千円を無駄にすることはできない、という強い思いで、火曜水曜は寝まくった。 ヘビメタ風のギター小僧たちが葉加瀬太郎に握手を求めているシュールな光景を横目に、会場に入る。1階席23列目とはいえ、あまり近い感じはしない。ほどなく開演時間になるがステージ上はまだギターテックの女性がチューニングを終えたギターを持ってきている最中。 と、開演時間より10分ほど過ぎた頃、いきなりPatがステージに登場。いつもの通りのボーダーシャツ、だがいつもと違うのは会場の照明が明るいままだったことだろう。開演前よりずっと会場に流れていたBGMに乗せるようにギターを弾き始める。 すると、他のミュージシャンが、会場から楽器を吹いたり叩いたりしながら現れた。期待感を盛り上げるいい演出。 そこから先は、これは筆舌に尽くしがたいという言葉が適切に使われるべきだろう。 言葉でなんか、表現できない素晴らしいステージだった。 3時間のステージにとにかく、エネルギーを使って、疲れた。 だが次の朝、金曜日には、風邪も何もすべて吹っ飛んでいた。 Patという人物は、本当にギターのことしか考えていない。 社会の軋轢につぶされず、彼がプレイヤーとしてミュージシャンとして成功しているのを見るのは嬉しいことだ。 そうあるべきだと、思うから。 その真摯な姿勢を持ってすれば、今まで誰もやってこなかったCDの作り方、ライブの作り方をクリエイトすることなど当然のことなのだろう。 その過程でくだらない論理を並べ立てるビジネスマンの言うことなど、彼にはささやき声程度にしか聞こえていない。 それよりも、彼は彼の創りたいもの、創るべきものを見据えているから。 国際フォーラムを二日間満席に出来るひとというのは、そういうものだと思う。 そんなこんなで、風邪は見事に吹き飛んだらしい。 脳みその皺の隅々まで、バキューム、拭き掃除、すべてをやってもらった爽快感があった。音楽って、なんて素晴らしいんだろう! あと4日間出勤すれば、ゴールデンな週がやってくる。 とりあえず、音楽家として自分の道を切り開いている他大の知人に会う予定だ。 さらにはウェザーリポートで有名なジョーザビヌルのザビヌル・シンジケートを絶対に見に行く。これはやばいですよ、保証書書きますよ。あなたが見たことのない、感じたことのないものがそこにあるでしょう。 それまでの4日間がとても忙しいのだけれども、頑張るしかない。 東京に居続けるけど、いいGWを過ごそう。 ちょうどこの週末のような、ね。
by the-beat-goes-on
| 2005-04-24 22:05
| Daily beats
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