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ってなんなんだろう?と、ふと思った。
お弁当を用意することに時間を費やしているのは事実。 でも負担に思わない。毎日、オフィスで、お弁当を開く瞬間は、どんなにしょぼい内容でも恍惚とした瞬間がある。 今日も2時近くまで仕事して帰宅。それでも、顔洗って、着替えて、座りもせずに明日以降のお弁当のおかずを作り始める私。 それまでは、帰ってきたら、ぐだーっとソファに倒れ込み、ビールをあけ、なんとなくテレビの見たくもない番組をだらだら見ていたこの時間。 2品3品作っていると、普通に1時間は経ってしまう。時間の有効利用?を実感しているのかもしれない。 ちなみに、お弁当のために早く起きるというのはとても難しいので、夜にパワーが余っているあいだに、つくる。 そんなこと、考えていて、答えがわかった。 これは、今の私にとってこの時間というのは、最高の最高の気分転換になっているんだ、と。 普段、常に人相手に、相手の言ったことに気持ちを左右され、刺激され、ああでもない、こうでもないと思い悩んでいる日常。プラス、PCに向かって、金勘定に悩殺される日常。 普通の人みたいに、19時くらいに仕事が終わってご飯食べて、テレビ見て本でも読んで1時に寝る生活と違って、1時におわって遅くとも4時に寝なければいけないのであれば、どこかで効率的に気分転換しないと寝られない。 その欲求に、この「真夜中の料理」は合致しているのだなと思う。 多分私は、もともとだらし無いところのある人間なので、時間がある限りだらだらしてしまう。でもそのだらだらの幸せ感の裏に、常に「この時間で他のことしたら有益だろうな」と思ったりしていた。 そしてその時間の、最も有効で、しかも自分に還元される利用方法を、見つけてしまったんだろうな。 夜につくって、お弁当箱に詰め、フタはしない。キッチンペーパーで軽く覆う程度。朝までに粗熱が取れるから、早朝に目覚めたらそのタイミングで一度冷蔵庫に入れ、家を出る前にカバンに入れて、会社についたらもう一度冷蔵庫に入れる。食べるときに、店のキッチンの強力業務用レンジで、30秒チン。 お弁当箱はオシャレなタッパーみたいな感じなので、そのままレンジにも入れられ、密閉性も高い。だからなんでも、作って入れちゃう。普通のお弁当箱ではこぼれてしまいそうな汁気の多いものも、全然OK。ごはんも、冷めた白米より変わりご飯(混ぜご飯、チャーハンなど)のほうが好きなので、一工夫。 数年前まで、料理なんて向いていないのかもしれないなと思っていた。 でもそれって今思うと、飲食店にいる自分と矛盾しているよね、親に甘えていただけなんだな〜恥ずかしい話だけれど。 ただ、今はもう家を出て、自分の生活すべて、食も含めて自分で自分をより管理すべきなんだって強く思う。 料理のススメ。 私だっていつまで続くか、どれくらい忙しくなったらgive upするかわからないけど、とりあえずこの激務のなか続けられているこの「お弁当作り」。 一日1時間の時間を、週に4日割ければ、美味しいお弁当、毎日用意できると思う。 本当だったら、自分の夕食、自分で作りたいよ。その日に何を食べたいと思うか、それを作ればいいんだもん。 そして、さきほどから言っているように、料理は、最高の、気分転換、かつ、ストレス解消。 groovyな音楽にのせて、また、時事ニュースにのせて、フライパンを振る。 うきうきしすぎて、買った中華鍋が、今日届きました。 煽る練習しなきゃ。
by the-beat-goes-on
| 2007-04-29 04:46
| Daily beats
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