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まわりの女の子に比べると「衣」に散財しないタイプ。お金を使うのは「飲食」か「音楽」という私でも、どうしても、どうしても、どうしても屈服してしまう、あるブランドがある。
その名は、スペインの靴メーカー、「CAMPER(カンペール)」。 世の中にこんなにステキな靴があっていいのか!と思うくらいかわいくて、はきやすくて、一度虜になった人はもう逃れることが出来ない。 最初にカンペールを知ったのは、大学の卒業旅行でスペインにいったとき。 でも驚くべきことにそのまえに、無意識に一足買っていたことを知る。 その後、NYで、スペインで一体何足買っただろう。去年のNYでは、ローズピンクのかわいいブーツを発見してしまい、悩んで何度お店に通ったかわからない。(写真参照) 結局金銭的理由により諦めざるを得なかったのだが、こればっかりは普段後悔しない私も100%後悔している。 なぜなら、そのブーツを買わなかった後遺症によって、つい先ほど、カンペールのオンラインショップで、ほぼ倍の値段もするブーツを買ってしまったのだから…。 なぜか日本でカンペールを買うと、ものすごーく高い。 For Example、去年の夏過ぎに表参道のカンペールで、店員であり元同僚のたまちゃんに勧められて買った靴。日本円、21,000円だとすると、USではおそらく140ドル、本国やヨーロッパだと85ユーロくらいじゃないかな。 だから向こうで買っていた。去年、カンペールの故郷であるマヨルカ島では、左ハンドルのマニュアル車運転という自殺行為に近い危険まで侵し、アウトレットショップまで行った。お土産を含めて母と私で5足も買ってきて大満足。 ああ、だけどオンラインショップまで出来てしまった。店頭においていない、日本で発売されていないモデルまで、ワンクリックで買えてしまう。 こんなにありがたくって、こんなにデンジャラス。ああ、罪な会社だわ、カンペール…。 ここで私のカンペールたちをちょっとご紹介。 いわゆるラブリーなカンペールを買うには至っていませんが、使いやすい歩きやすい、そしてスニーカーよりもタフで疲れない、秀逸な靴ばかりです。 大学のとき、8年前にカンペールと意識せずに買った、第一足目。ストラップつきのパンプスなのですが、つまさきのカーブがなんともいえずなごみ系で、オフィシャルな場に、パーティーに、法事に、大活躍です。大事にはいてます。 横にあるのは、カンペールのノベルティでもらった、スコップ型の靴べら。他にもコースターやらマウスパッドやら、異様に長い鉛筆、買い物に使えるトートバッグ、Tシャツ、本当に色々ノベルティをいただいています。全部、かわいい。 ハイカットの二足。奥の白黒のは5年前、アメリカを一人旅したときにナイキのエアマックスをはきつぶしてしまい、困ってNY、SOHOのカンペールで買ったもの。120ドル。手前の茶色のは、先述のアウトレットショップで一目ぼれ。確か44ユーロ。ジーンズに合わせると、トムソーヤみたいな気分になれます。ほんとはこの前のモデルの、横の模様が「N」みたいなのが欲しかったんだけどね。製造中止になってました。 ローカットたち。奥が表参道のカンペールで買った、からし色のスウェードと茶色の革のもの。これを履くと雨が降る、というジンクスをつくりました。従って汚くてすみません。手前は2002年にスペイン、セビリアで買ったもの。濃いバーガンディーと薄紫のスウェードの組み合わせ。60ユーロ。使い勝手がいいです。これと一緒に買った真っ赤な草履サンダルは、先日の土砂降りの中、タクシーを求めてさまよっている間に鼻緒が抜けて、泣く泣く埋葬しました。大好きだったのに…。 私のカンペール信奉ぶりに感化された母が、だまってブーツを買っていました。人の靴は勝手に履くのに、これは靴箱の中に大事にしまわれ、私が気づいたのは一年後くらいでした(笑)。黒のシンプルなショートブーツでありながら裏地のピンクが映えるのと、実は写真では良く見えませんが、両脇の外側くるぶしのあたりにドットで透かし模様がほどこされており、中のピンクがかすかに見えます。履き心地最高。これ以外にもう一つ、Twinsというシリーズの左右で模様が違うブーツを母は持っているのですが、今日無いところをみるとおそらく履いていったのでしょう。この暑いのに。 これも去年、命の危険までおかして訪れたアウトレットショップで一目ぼれです。のぺーっとしていますが甲の部分の長さが、パンツとあわせたときにいい感じの存在感をかもし出します。最初は革が固くて靴ずれに悩まされましたが、今では完全に足にフィットしてくれて履き心地抜群。カンペールは全部そう、一年目よりも二年目、三年目のほうが足に馴染んでくるので、手放せなくなり「大事に履こう」と思わせてくれるのです。 そして最後に今日買ったのをアップロードしようとしてるんだけど、うまくいかないので、後日。 実はこのブーツ、去年の夏過ぎに表参道のカンペールショップで見て、一目ぼれしたんです。 でもそのときはNYに行くためにお金を貯めてたので、買えなくて…。 ついに買ってしまいました。自分にとってはちょっと贅沢な、ブーツ。でもこれを5年履くと考えたら、いい買い物だな、と自分を納得させています。 他にもカラフルでアーティスティックな靴が山ほどありますので、みなさんもご興味があればとにかくおしゃれなウェブサイトでも、表参道のお店でも、のぞいてみてください。 元はといえば、マヨルカ島のヒッピー達が、「本当に気持ちのいい靴を作ろう」「履いていて楽しい靴を作ろう」として始まったカンペール。「衣」の基本はここにあると思うし、そのコンセプトには心から共感する。 「Walk, don't run.」 時に走ってしまうこともあるし、走らなきゃいけないときもある。 でもこのカンペールの靴を履いているときには、地に足をつけている、そんな実感があるから不思議なものである。 いつか、お店丸ごと買い占めたい。これくらい愛すべきブランド、メーカーを、他には知らない。
by the-beat-goes-on
| 2005-10-02 14:16
| Daily beats
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