以前の記事
2008年 04月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 2004年 10月 2004年 09月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
離島にいる友人に、CDを焼いて送った。
「The brasil Project / Toots Thielemans」 クロマティックハーモニカの御大、Tootsと、ブラジルの最高なミュージシャン達が共演したアルバム。 一曲目。孤高の天才、イヴァン・リンス。 あの歌いだしを想像するだけで、心臓をぎゅっとつかまれるような感じになる。 「秋と言えば、これを思い出すんだよ、でも今、手元にCDがなくてさ」 友人のこんな言葉を聞き、思わず送ってしまった。 夏が去る。この寂しさが、年々深くなるような気がする。 生命力のバイオリズム。それを感じるようになっているからか。 そんなときに哀愁あふれる美しい音楽を聴き、涙を流す。 秋というのは、そういうシーズンかもしれない。 ----------------------------------------------------------------- 今日は、秋刀魚を食べた。今年、初である。 本当はまだ刺身がよかったのだが、スーパーでロクな刺身は売っていない。 しかも、刺身498円、ナマや開きは一本で100円。 これだったらなじみの和食屋さんで美味しいお刺身をいただいたほうがいいと思い、今日は 秋刀魚を焼いた。 秋の味覚に対する賞賛の意味も込め、エビスビールまで買い込んで、ひとり、優雅な秋ディナー。 とにかくもって絶品! 冬が無ければ、夏の良さなどわからない。夏が無ければ、冬の良さもわからない。 それに加え、春秋の違いまでセンシティブに感じてきたのは、歳を重ねてきたせいなのだろう。 Toots Thielemans。今年で85歳。 歳を重ねて、初めて若い頃との違いがわかる。そして、その上の世代に対する考え方が変わる。 彼の培ってきた音楽性、人間性が、この美の極致であるアルバムに結びついたのだと思う。 秋の夜長。皆さんはどう過ごされますか? 秋刀魚を食べて、ひとによっては松茸を食べて、、そのあと、どう過ごされますか? 私のお薦めは、Tootsの「The Brasil Project」を聞きながら、過去や、未来や、家族や、好きな人や、色んなことに対する愛を溢れさせる、ことです。 夏ではなかなか、おおっぴらにできない想いを、溢れさせる、ことです。 Thank you indeed, Toots.
by the-beat-goes-on
| 2005-08-31 20:51
| the_beat_goes_on
|
ファン申請 |
||