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今日は、某派遣会社に登録に行ってきた。
職歴書と身分証明書を持ってきてと言われ、急いで職歴書を作った。 よくよく職歴書を眺めてみると、10年前であったら日本では全く通用しない代物であるなあと実感した。 様々な仕事はやってきているけれども、「正社員」と肩書きのつくものを探すほうが難しいくらいなのである。世間のカテゴライズでは「フリーター」になるのだろう。 現在日本国内では、230万人のフリーターと52万人の「何もしない人」がいる。これは一昨日のNHKの番組内からいただいた数字。今日現在のわたしは、どちらかといえば52万人の中に入っている。何もしていない。 もちろんフリーターの中には色々な人がいるだろう。役者志望者、ミュージシャン志望、はたまた第二新卒、留学準備。前職場で働いていた周りの人たちは、35歳だろうが、子持ちだろうが、フリーターというくくりには変わりない。 フリーターと自由業(フリーランス)との境はどこであろうか、とよく考える。 結果的にフリーランスというのは、雇用形態、契約形態がどうであれ自分の技能を軸に仕事をしている人が自称するものであり、裏を返してみればそれは契約上派遣であったりアルバイトという形を取っていることもある。だが私が前職場で英語の技能を使って働いていたということは事実だが、どうひっくり返してもそれは「フリーランス」とは言うことができない。 とすると、その境目は一つの雇い主からの仕事の、収入におけるシェア率でないか、という気もしてくる。 例えば前職場で週6日働くと「フリーター」であるが、週3日そこで英語を使って働き、残りの数日はどこかの会社から依頼され通訳をする、さらには家で翻訳作業もする、それは「フリーランス」と言っていいのであろう。 フリーランスというと聞こえはいいけれども、実際食べていくのは大変!と言う話もよく目にする。たとえばフリーライター。一日一本の記事を書くとしよう。ショートコメントとページものを平均し一本一万円とする。だがそれを月に何本かけるか、せいぜい25本が限度であろう。書くだけではなくインタビューなど素材集めもしなければいけないのだから。というわけで月の収入25万。決していい収入ではないが、25本取れるライターさんも聞いたことがない。 かといって足りない分の埋め合わせでアルバイトなんかしちゃうと、足かせを自分ではめるようなことになってどっちつかずという結末を迎えるパターンも多い。 大体28歳になってアルバイトに応募するというのは結構勇気のいることである。 カフェなんか行っちゃうと鳥肌ものだ。まず時給800円。普通の大人が食べていける額ではない。まわりはハタチか22歳くらいの女の子達。ヘタすると上司まで年下、ということが平然とあり得る。 では高給を狙ったとしよう。キャバクラなんて到底無理。あとはテレアポか会社の事務系。テレアポ??飛び込み営業の辛さを味わった私としては遠慮したい。じゃあ受信だったら??無理です。かかってきたら出なければいけない、そんな自分のペースを作れない仕事場は絶対に長続きしない。事務?こんなスキルがあってこの時給は安い!!と思う募集ばかりである。 かといって。今更「あなたの会社に骨を埋める覚悟があります」という正社員としての応募はする気にならない。どう考えても金銭的にも将来的にも安定しているのが正社員なのだが、とてもじゃないが私は数年後の自分にそこまで責任が持てない。極端に言えば35年ローンでマンションを買えないのと一緒だ。自分が「これをしたい!」「あそこに行きたい!」「こんなチャンスが!」というときが遠からず訪れ、そのときにさっと辞められるそんなドライな環境を求めている。正社員として採用され、一年後二年後に辞めるのはもうしたくない。 そう考えてみると、現在の答えは派遣だったのだ。 自分にはロクな職歴はないけれども、スキルはある。幅広いOA、そして言語。 一番私が嫌なのは、正社員として面接に行って自分の過去の歴史の数々を必要以上に突っつかれることだ。「なぜここであなたは辞めたんですか」「他に手段があったのではないですか」。意地悪な質問をする必要があるのだろうか、と思う。今でも大学4年生のリクルーター達にはそのような質問が浴びせられているだろう。もっとポジティブな人選方法ができないものか? 今日派遣登録に行って提示された仕事は、自分でもびっくりするほどスキルが適合する職種であった。ここまでぴったりなものを提示できるというのは、やはり派遣を求める企業と、自由な雇用関係を求めスキルを評価してほしいワーカーと、どちらもふんだんにご用意してございます、という強みである。 まだ何も決まってはいないけれども、このシステムの意味がよーくわかった。 相手企業に採用されなくとも例えば外資系の企業で働くことができるし、それは今後履歴書に堂々と明記できるものなのだ。 特にまた外資、もしくは外国で働くときには、その仕事の業績のみ判断され、派遣だか正社員だかというのははっきり言って関係がない。 これには色々な意見があろう。だが私は、フリーターという肩書き無しに自分のスキルだけを判断し、企業に紹介しようとしてくれているその派遣会社というものは、純粋にありがたいなと思うのである。 追伸:今テレビでモーニング娘が歌っている。こんな下手クソでいいのか、つんく! 聞いていて気持ちが悪くなるくらい、音程が悪い。吐き気がする。
by the-beat-goes-on
| 2004-11-20 01:09
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